コロナ禍の仙骨球は?
コロナ禍で在宅ワークが続くと運動不足が原因で身体機能が低下し、気持ちまで不安定になることがあります。それを臨床の場で感じることがあります。目には見えませんが人間の身体を取り巻いているエネルギー体があり、それと連動する仙骨球が骨盤内にあることは承知していると思います。在宅ワークが長引くと気弱になり、そのネガティブな波長(想い)がエネルギー体に張り付いて全身を重くし、さらに仙骨球の回転も弱めてしまうのです。以前にも触れましたが、健康な人の仙骨球は高速回転をして軽いのですが、心身に疲れがある人の仙骨球は重く低速回転になっています。それを解消するには、当院の波動修正も必要ですが、まず気持ちのリフレッシュと、身体を動かして全身を活性化することが、自らできる一番の近道です。
世間で言われているように、運動は有益です。運動不足は、筋力が低下して足腰が弱り贅肉がつき、脳も不活発になります。軽い運動は、メンタル面にもいい効果が期待できます。ウォーキングのような全身を使う有酸素運動は心肺機能が改善され骨も丈夫になります。また、ストレッチなどの筋肉トレーニングは足腰を使う筋肉や関節の能力を向上させますから、不意のケガや事故の防止にもつながるでしょう。運動を続けることで、肉体面だけでなく精神面でもストレス解消の効果があります。
ただ、適度な運動は効果的ですが、過度な運動になると活性酸素を大量に発生させますから、運動のし過ぎは禁物です。動物 の世界を見たら一目瞭然です。皆さんの中で、筋トレしているチンパンジーを見たことがあるでしょうか。 犬や猫が寝起きに、せいぜい背筋を伸ばすくらいです。
無理をせずに軽い運動でかまいません。三日坊主にならないように、とにかく続けることです。「継続は力なり」です。
参考までに私の場合は、起床時に布団の上で仰向けに寝たままの姿勢で、両手を真っ直ぐ頭の方向に伸ばします。その時に身体が頭上方向(両手を伸ばした方向)と、その逆の足先の方向にお互いに引っ張られているように意識して背筋を伸ばします。そうすると、背筋(背骨)のどこかで痛みや違和感の感じる箇所があります。痛みの出ている状態で、痛みが消えていくまで上方向と下方向に意識して引っ張り続けます(仙骨を中心に多少身体を揺らしてもかまいません)。身体をゴムに例えれば、両端を引っ張って伸ばした状態をキープします。引っ張っている時間(痛みが消えるまで)は、その日によって違いますが、寝起きが爽快になり身体の動きも良いです。これを行なう際は頭蓋骨や脊椎の中にある脳脊髄を意識すると、より効果的です。