2017年11月3日 金曜日 17:03:54
「無の世界、有の世界」について
「この物質世界は、本当はないのです。私もなく、他もなく、死もなく、すべてがつながってひとつのもの・・・」と言われたら、皆さんはどのように思われるだろうか?
「すべてが何もない」と表現すると、自分の存在すら否定することになり、普通の人であれば理解ができず混乱に陥ると思います。
私は、「すべてのものが存在する」という観点から、皆さんにお話をしています。
(話が伝わりやすいから)
これは、「何もない」の真逆ということになります。
それは、何故か?
地球上に70億人いるとすれば、70億通りの考え方や方法論が存在します。
すべて、「有り」ということです。
これが分れば(理解できれば)、今まであった疑問はすべて消えてなくなります。
すなわち、そこには「何もない」という状態になります。
この世界は、「無」は何もないのではなく、「有」(理解されたもの)そのもので満たされている世界が、隠されているのです。
古代の聖人たちは、このことをハッキリと伝えきれなかったのだと思います。
最終的には、どちらも間違いではないということになります。
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