2019年10月1日 火曜日 15:55:44
‘愛’ だけでは・・・
かなり前の話になりますが、私の中で、世界各国では「愛・愛・愛・・・」と叫ばれているのに、なぜ戦争は起こるのだろう? と考えた時期がありました。
そこで出た答えが、「愛のエネルギーが大きくなるほど、それに反する負のエネルギーも、それだけ大きくなる」というものでした。この世は、すべてバランスですから、地球上では、それに拮抗することが起こるのでしょう。
どの人も、地球という惑星で生きていく上で、‘’愛’ の世界を知り、そして ‘戦い’の世界も知る。その両者を覆い尽くす大きな存在が、本当の ‘愛(慈愛)’ であることに気付くことだと思います。
なぜなら、‘愛’ と ‘戦い’ の世界をつくったのは、誰なのか? 創造主である神が存在するのならば、その神であると、私は理解しているからです。そして、その存在に少しでも近づくために、地球という惑星が用意されているのだと。
どこの世界に居合わせても自分の立つ位置は、両者(善悪)の世界を知り、その中央に位置する。そして、偏らない中庸という道を歩むことになるのでしょう。そうなれば、いちいち ‘愛’ を振り翳さなくても、自然に調和した世界が展開されていくはずです。
私は、「この世(地球)は、人の心ひとつで、楽園にもなり地獄にもなるという戒めの場。そして、その領域を超えるために与えられた場である。」と考えています。現在、国家間の摩擦が取り沙汰されていますが、家庭内や近隣との関係が上手くいかない限り、国同士の関係などは上手くいくはずがありません。その世界を超えない限り、これからも、いざこざが絶えない、ということになります。
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