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「なるようになる」から

一休和尚が臨終の時の逸話からです。      「仏教が滅びるか、大徳寺が潰れるかというような一大事が生じたら、                                       この箱を開けなさい」と遺言を述べて、一つの箱を弟子に渡した。それから長い年月が経過し、大徳寺の存続に関わる重大な続きを読む »

誘惑に負けない

今に始まったことではありませんが、国や地方自治体では                                    いろんな問題が噴出しています。 人格に磨きをかけたいと思えば、富や名誉におぼれない無欲な心が必要です。一度でもそれに憧れたり、その誘惑に負けたりしてしまうと、たちまち欲望に  続きを読む »

その時々に合わせる

この世の中でうまく生きていくためには、今という時代を読み相手をよく見て行動することが大切になるでしょう。たとえば、政治的に安定した時代であれば、自らの志や信念を貫いた生き方をすればよいですし、風紀や秩序が乱れた時代であれば四角四面に行動するのではなく柔軟に生きた方がよいということになります。そして、続きを読む »

「おかげで」に変換

来院される方の中に、いつも「おかげさまで・・・」と話される謙虚なご婦人がいました。そこから学んだことがあります。 自分にとって、嫌いな人や苦手な人がいたからこそ、自分は学ぶことができたのだと。それから、そういう人には感謝の念を抱くようになりました。臨床の場でも、上手くいかないことがあると、「・・・の続きを読む »

少しの気配り

‘おもてなし’ については国により多少の認識に違いがあっても、                                   人間関係に欠くことはできないでしょう。                                         今回は、三成という男を見いだした秀吉の逸話からで続きを読む »

人との良い距離感

人と人との距離感には二つの種類があります。一つは物理的な距離感、もう一つは心理的な距離感です。ここでは、心理的距離感について考えます。人間は、矛盾した二つの願望を持っています。「一人だと寂しい」「誰かと一緒にいたい」「助けて欲しい」という依存願望と「一人は気楽でいい」「他人は煩わしい」「お節介はお断続きを読む »

人間に生まれる有り難さ

世界情勢を見ていると、生を享けた人間の尊厳が失われているように感じるのは私だけではないと思います。そこで、今回は、お釈迦様とその弟子との問答からの引用です。あるとき、お釈迦様が阿難という弟子に尋ねた。「そなたは人間に生まれたことを、どのように思っているか」阿難が「たいへん喜んでおります」と答えるとお続きを読む »

水槽の魚からの教訓

「水槽の真ん中に透明なガラスの仕切りをつくり、一方に数匹のカマスを入れ、もう一方にカマスの餌になる小魚を入れた。カマスは餌を食べようとして突進するものの、ガラスの仕切りにぶつかってははね返される。何度も何度も繰り返すうちに、とうとう諦めてしまった。その後、透明な仕切りを取り除いても、カマスはけっして続きを読む »

霊格が高いのは・・・

宗教家とか信心深い人は霊的に程度が高いという考え方が人間を永いあいだ迷わせてきました。実際に必ずしもそうとは言えないのです。ある宗教の熱烈な信者になったからといって、それだけで霊的に向上するわけではありません。大切なのは、日常生活です。自分の現在の人間性、それが全てのカギになります。祭壇の前にひれ伏続きを読む »

遠隔治療の体験談より

今回は、遠隔治療の体験談をご紹介します。現在はフランス在住の女性(47歳)で、治療回数は4回です。今回は就寝中、(施術中の)痛みなどで起きませんでした。7時ごろ自然に目が覚め、あれ? 施術は終わったのかな?と思いメールを見ると先生から返信があり、終わった事を知りました。ただ、その後、身体中の関節、頭続きを読む »

人生で最大の贈り物とは

「人間が他の人間に贈ることのできる、最大の贈り物」とは、なんだろうと考えてみると。                                     人間が人間に贈る最大の贈り物、それは「よい思い出」ということになるでしょうか。どれほど立派な品物でも、いつかは壊れます。壊れなくても、色褪せして続きを読む »

霊性を高めるには

人間が生(活)かされている現世(地上界)は、なぜ重要なのか。                              という問いかけからです。                                               それは、肉体がないと精神だけでは霊性を磨くことができないからで続きを読む »

環境(波動)を整える

紅葉狩りの候、都会の喧騒を離れて深い山間にある泉のほとりを歩いていると、                                    世俗間の悪しき慣習やしきたりに染まった心も洗い清められていきます。また、詩や書、絵画などをゆっくりと楽しんで鑑賞していると、                続きを読む »

「北風と太陽」の寓話から

イソップ寓話の一つに「北風と太陽」があります。この話の教訓は、何事においてもそのつど、適切な手段を選ぶことが肝要であるということでしょう。旅人の帽子をとるには北風が適していた、上着を脱がせるには太陽が適していた、ということになります。           要するに、臨機応変の大切さを説いています。一続きを読む »

子どもの使い

「子どもの使い」という慣用句があります。要領を得ない使い、あまり役に立たない使いを意味します。                                たとえば、上司が部下を非難するときに「子供の使いじゃあるまいし。留守だと言われて、はいそうですかと帰ってきてどうするんだ」というように用いられ続きを読む »

人を責め過ぎない

いまの世は、何もかもが暴かれる時代(特に目に余る悪質なものは暴かれる)になっていますが、 よい人間関係を築くために必要な心がけは三つある、といいます。 一.他人の小さな過失をとがめないこと。二.他人の隠しておきたい私事を暴かないこと。三.他人の過去の悪事をいつまでも覚えていないこと。 一見「事なかれ続きを読む »

素直さは学びの原点

空の茶碗は「素直な心」、お茶で一杯になった茶碗は「素直でない心」のたとえがあります。人から何かの教えを受けるとき、最も大事なのが素直な心です。人の助言を素直に聞き、それを消化できる人は、勉強もスポーツも伸びます。素直さのない人、意固地な人、強情な人、ひねくれた人、独りよがりな人は、何を教わってもそれ続きを読む »

賢人とは

多くの人は、病気に罹ってから健康のありがたさに気づき、戦争が起きてはじめて平和のありがたさがわかります。誰でも自分の身に病気や戦争は起こって欲しくないと願うのですが、人間には病気と健康、戦争と平和のどちらも経験し理解を深める宿命を背負っています。人間の進化の過程において、病気も戦争も必要ということに続きを読む »

家族には感情的にならない

「家庭内での夫婦喧嘩や親子喧嘩が絶えない」、という相談を受けることがあります。 これはお互いに非があるのですが、この解決法としては、決して感情的にならずに、まず相手の言い分をよく聞くということです。その後から、相手の反応を見ながら自分の言い分を話すようにすれば、諍いになることは少ないでしょう。 裏返続きを読む »

LGBTQは、なぜ起こる?

いま社会問題になっているLGBTQがあります。 それが起こる根本要因について、考えたことはありますか。 根本要因を考える前に、一般的にいわれているLGBTQについて要約しておきます。 「LGBTQとは、Lesbian(レズビアン=女性同性愛者)、Gay(ゲイ=男性同性愛者)、Bisexual(バイセ続きを読む »

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